筋膜はなぜねじれたりするのでしょう?
ロルフィングを通じて学び、実際に自分のからだでセッションを受けて学び、クライアントとのセッションの中で学んできたことをいろいろふまえてみると
やっぱり今のところ、
■ 日常の動き(呼吸、歩行、食事の仕方など)の癖
■ スポーツをする時の動きの癖
■ 怪我や手術後の保護、代替動作
なんてところが原因として挙げられると思います。
筋膜は私たちにとって都合が良いだろうと習慣的な動きに合わせてねじれてくれていたり、
手術や怪我の傷あとを守るために硬くなり、からだ全体のバランスを保つためにまわりの筋膜はねじれていったりする。
すごい仕組みですね!
そして筋膜の持つ、張力と圧力の関係。
運動していると、これはものすごく感じます。
例えば、ゴルフのスウィングでは、いかに、でんでん太鼓のように軸を中心にねじれるかということが大切。
それもまさしく、筋膜の張力をうまく使ってこそ、できること。だって、背骨は勝手に動かない!
筋膜のねじれや癒着を改善して、健康な瑞々しい筋膜を保ち、いつまでも気持ちよく身体を使っていきたいですね。
余談ですが…
馬の筋肉量では、計算上、あんなに早く走れないとか。なぜあんなに早く走れるかというと…
筋膜の張力を利用しているからなんですよ!
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