vol.3 手から肩甲骨、肋骨へ、上肢の連鎖を再構築する
ピラティスでよくテーマとなる「肩甲骨」。
肩甲骨がうまくついてこなかったりするのは、手・腕・肩甲骨・肋骨の連携が断線しているサインかもしれません。
このWSでは、まず「手」という末端の感覚入力から、上肢の動き全体を再構築していきます。前腕・上腕・肩甲骨・肋骨といった構造を、“操作するパーツ”ではなく、動きを伝え、支えるネットワークとして捉えることがテーマです。
“自由に動かす”と“安定して使える”の関係性にアプローチして両立させる上肢の使い方を、自分の身体で見直す3時間です。
【カバーする構造】
•手・手指
•前腕/上腕
•肩関節・肩甲骨
•鎖骨・胸郭(肋骨)
【カバーする動き】
•手からの感覚入力(触れる・押す・支える)
•上肢と肩甲骨の連動
•上肢と肋骨(少し背骨)の関係
•呼吸との協調
【関連するピラティスエクササイズ】
•リブケージ・アームのような基礎エクササイズ
•プッシュスルーバーやストラップを使う上肢エクササイズ
•肋骨の動きを促す胸郭の伸展・回旋系エクササイズ
•手にピラティスサークルなどプロップを持つエクササイズ
“腕をどう動かすか”ではなく、“どこから動きが始まり、どこへ繋げていくか”を体感的に理解していきます。
上肢の使い方ひとつで、全身の印象や働きは劇的に変わる理由を知り、“手”の感覚を変えることから、“背中の自由”と“動きの表現”につなげる実践的なWSです。