腰痛、自分で生み出している説

腰の痛み。辛いですよね。
感じたことがない幸せな方がうらやましいですが、私も長い間、慢性的な腰痛持ちでした。

ちょっと長く歩くと腰をストレッチしないとしんどいし、激痛はなかったけれど、いつも「あ〜腰しんどい」が口癖だったなぁ。

腰痛持ちだった頃、肩こり持ちでもあったのですが、痛みをいつも身体のせいにしていました。「もうなんでこの腰はこんなに痛いんだ!」というように。笑

けど、ロルフィングを受けて知ったのは、

「なんと!痛みを作っていたのは私の身体の使い方だったのか!」ということ。

衝撃でしたねー。まさか自分のせいだったなんて。

自分のせいというのは、自分の身体の使い方です。立ち方、歩き方、日常の全ての動作やダンス(私はダンスをします)での使い方。それが痛みを生み出すきっかけであって、身体そのもののせいではなかったのです。

痛みがある時、それを自分以外のせいにしたくなります。文句を言いたくなります。けど、その前に、自分で何かやらかしていないか、痛みから離れるためには知る必要がありました。

なぜかって、そこを知らないと、もし、マッサージや何かで痛みを改善してもらっても、また自分で痛みを作っていってしまうからです。

いっとき、腰痛は怒りから来る!というような本もありましたが、感情を含め、痛みは自分で生み出してしまっているケースは多くあります。

ただ、例えば、事故、怪我、病気など、明らかに自分きっかけでないこともありますよ。

ただ、それだって、自分以外の何かにあたったところで、自分の痛みは何も変わりません。

痛みを改善させるために何ができるのか。トライしていく必要があります。

そして、自分が痛みを生み出しているからって、自分を責める必要もありません未来は変えていくことができる。知ったことで、これから先のことを変えていけば改善へと繋がるのです。

母が何年も前に四十肩きっかけでロルフィングを受けました。四十肩が改善したことはもちろん良かったけれど、私が何より変化を感じているのは、自分の身体や身体の痛みや違和感の捉え方です。文句をいう前に、「なんか変な使い方しちゃったかな?」と考えるようになりました。これは、本当に大きな変化なんですよー。

腰痛を自分で生み出している説は嘘ではありません。そして、自分で生み出しているのであれば、それは改善していくことが可能だということでもあります。

どんな癖によって痛みを作ってしまっていて、どうしたら改善できるのか。

ロルフィングをはじめ、そういったことを得意とするプロに、ぜひ尋ねてみることをお勧めします!!

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藤本靖さんより「ヒントは自分のカラダの中にある」感想

「生身のロルフィングがここにある」

ユキさんの本を読んでまっさきに浮かんだ言葉。
ロルフィングとは何か、を言葉で説明するのは難しい。
15年以上ロルフィングの施術を続けてきた私にとっても、
「ロルフィングとは何ですか?」と聞かれる度に口ごもってしまう。

なぜなら、ロルフィングとは
「その人が自分の体とどう関わるか」についてのコンセプトのようなものであり、それぞれにとって全く違うものになりうるからだ。

ユキさんの本を読むと、
一対一でロルフィングのセッションを受けているような感覚になる。

そこには生身の施術者の言葉があり、
自分にとっての体験が引き出されるような仕掛けになっている。

ロルフィングを受けたことがある人、
ロルフィングを受けたことはないけど興味をもっている人、
ロルフィングのことをあまり知らない人、
体に対して興味をもっているあらゆる人々にとって、
おすすめです。

人生が楽しくなるような体になるためのアイデアがつまっています。

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老化に諦めなくていい!

40を過ぎた頃から、何か不調が出てきて病院に行き、よく言われることの1つが

「老化ですね」

これを聞いて、皆さんは仕方ない、と諦めますか?

ロルフィングにたどり着くお客様の多くは、そこで諦めきれない方です。笑

年を重ねていくのはわかっているし、それに対抗するつもりもない。
だけど、諦めるって、切ないじゃない!!!

…というところです。

そう、今や人生100年。寿命は年々伸びて、例えそんなに長生きをしたくないと思っても、できてしまう時代になってきました。

どうせ長く生きるのであれば、自分のしたいこと、したくないですか?

足が痛くなって歩けなくなるのも老化なら仕方ない。
動くと腰が辛いのも老化だから仕方ない。
だから、やりたいことはあるけど諦めよう??

まだまだ先があると思われる人生。
諦められなくていいんです。あがいていいと思います!
だって、あがかなくては、可能性にだって出会えません

ロルフィングでは、そんな良い意味での悪あがきのお手伝いをしています。

最近いらっしゃっていた80代のおばあちゃま。

「ちょっと病気をして入院してから、動かなくて筋肉なくなっちゃうし、シワシワになっちゃうし、歩くと痛いし、嫌になっちゃうわ。このシワシワ、もう少し何とかならないかしら」

と。いつまでも素敵でいたい気持ち、生命力だなぁと思いました。

「シワを取るのが私の仕事ではないけれど、身体をラクにするお手伝いはできるかもしれません。身体が動きやすくなれば、動くし、筋肉もつくし、循環力は上がると思いますよ。」

とお伝えしました。

3回のロルフィングのセッションの中で、少しずつ腕が元気に上がるようになり、3回終えた後には、何年もあった脚の痛みが改善して、

「また気になるようになったら来るわね!」とのこと。

特別なことをしたわけではありません。
80になっても、身体は変わり、動きも変わり、可能性はそこにあるということです。

諦めるの、勿体無くないですか?

老化と言われたら、内臓疾患などではなかったことに感謝して、何かしら改善策へと取り組んだらいいのではないかな、と私は思っています。

正直、ロルフィングである必要もありません。
その人にあった方法であれば。

老化なんて言葉に惑わされず、まだまだある可能性に目を向けてもらえたり、私との出会いを通じて、可能性を感じてもらえたらすごくすごく嬉しいです。

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